ソラマメブログ
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kenrokuは石川県金沢市に実在する兼六園をイメージしたSIMです。 庭師をしているbrue Noelが、兼六園にまつわるあれこれをご紹介します。 ※kenrokuは兼六園をイメージしたSIMですが、あくまで架空の存在で実際の兼六園とは異なります。
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2008年08月30日

三芳庵制作日誌 10日目

さて前回の課題の結果報告です。

▼前回の課題



真ん中の四角い部分、四方穴があいてますよね?
これをどうやって作ろうかと思っています。

 (1) 4つのスカルプテッドプリムで一面ずつ作る
 (2) 通常のボックスに透過テクスチャ
 (3) 1つのスカルプテッドプリム+透過テクスチャ




(1)は八方塞がりになるまで取っておくとして、
とりあえず、torusの形状をベースにモデリングしてみることにしました。

作成する4面はこの画像です


配置は、●正面 ■裏面 ×左 +右

それでこのように


よりポイントを多く使う+と×を、穴のある面に配置して
●と■は疑似的に壁を凹ませることで穴を表現、
ダメ元で穴の壁を透過したテクスチャーもあとで試してみます。

さっそく出力して、インワールドで再現したのがこれです。


ポイント数と配分の関係でちょっと荒い気もしますが、
とりあえずはこれで行きたいと思います。

ちなみに透過テクスは…


残念な結果に…
やっぱり面の角度で表示がおかしくなってしまいました。

ということでつづきは今度

  
Posted by brue Noel at 16:33Comments(1)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月28日

三芳庵制作日誌 9日目

今日は灯篭1個作るのにやたら時間がかかってしまった一日でした。

今週に入ってスカルプテッドプリムの制作段階に入ったのですが、
しばらく触っていなかったので技術的なおさらいとテストをしていました。

以前だったら石を一つ一つスカプリで作っていた灯篭も2プリムでできました。
いま兼六にある灯篭なども見直したらいいんでしょうね。



この他には岩を1個だけ。



▼明日の課題

残り3種類ある灯篭をなんとかしていかなければなりません。
いまちょっと悩んでるのがこれ



真ん中の四角い部分、四方穴があいてますよね?
これをどうやって作ろうかと思っています。

 (1) 4つのスカルプテッドプリムで一面ずつ作る
 (2) 通常のボックスに透過テクスチャ
 (3) 1つのスカルプテッドプリム+透過テクスチャ

うーん。ベストな方法が何かあるはず。
みなさんだったらどうやってクリアしますか?

明日につづきます。  
Posted by brue Noel at 22:22Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月27日

三芳庵制作日誌 7~8日目

あんまり作業に時間がとれず、ほとんど進んでませんが…

とりあえず進捗です。 色文字が済みのもの

 ・緑の部屋の床柱
 ・赤い部屋の奥の壁のふすまを障子に
 ・スカルプ 石 1種類



・灯篭 4種類
・スカルプ 石 5~10種類
・低木
・茂み
・地面
・石の階段
・案内板

仮画像のため要貼り代え
・赤い部屋の畳に青の毛氈
・赤い部屋の奥の床の間の壁に明かり取りの窓(+外)
・建物正面の壁

作るか悩んでいるもの
 (切株・お茶セットなどなど)
  
Posted by brue Noel at 18:50Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月26日

「三芳庵 別荘」について

三芳庵とはどういった建物か、ちゃんとした説明を添えてなかった気がするので
ご紹介しますね。


▼三芳庵について

兼六園に点在する茶屋の一つ。三芳庵は「本館」の他に瓢池(ひさごいけ)に浮かぶ「水亭」と「別荘」
の3つの館を持っている。水亭のすぐ側には豊富な水量を誇る翠瀧があり、池の中島に据えられてい
る海石塔と見事な枝垂れ桜を目の前に眺める事が出来る。それぞれ趣を異にする雰囲気の中で、
茶懐石風の加賀料理と抹茶を提供している。宗和流を受け継ぐ抹茶である。



▼今回制作した別荘について

三芳庵の3つある館の一つ。この建物を、皇太子時代の大正天皇や作家芥川龍之介らが利用した
文豪の交遊など多くの歴史を刻んできた場所である。建物の老朽化で改修や移築のめどが立たな
いため、取り壊しされた。別荘は木造平屋建て数寄屋造りで約百八十二平方メートル。建築年代は
定かでないが、加賀藩十一代藩主前田治脩(はるなが)が園内に翠瀧(みどりだき)を整備した際、
工事を見守るために建てた庵(いおり)が前身とされ、一八七一(明治四)年に杉本鵬太郎が初代
庵主として入った際には、現在の建物だったという。
別荘では、明治期に当時皇太子だった大正天皇が茶を飲まれた。一九二四(大正十三)年五月には
芥川龍之介が、友人である室生犀星の招きで四泊五日滞在し、名園を堪能したことを日記や手紙に
記している。昭和期には内灘闘争の会合も開かれた。



▼資料

北國新聞記事 2008年12月13日記事

三芳庵別荘取り壊しへ 兼六園、老朽化進み
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080601103.htm

NHK金沢放送局 2008年6月1日放送 「デジタル百万石 そこが気になる」

「兼六園の名物茶店がなくなる!」
http://www.nhk.or.jp/kanazawa/program/001/gimon/2008/08-07-01.html

兼六園 三芳庵
http://www.kanazawa1.com/data.php?s=omise&l=miyosian&d=miyosian&k=06&t=02



▼取材メモ

以下は取材時に現在のご主人からうかがった内容です。

・現在の店主が建物を譲り受けたのは昭和13年であり、その時点で建造年月日が不明であった。

・三芳庵は三つの庵から成り、今回取り壊しされた別荘はその一つである。

・回転する壁や、隠れて出入りする人を見張る、見張り窓、横穴へ抜ける抜け道などを備えていた。

・敷石に赤戸室・青戸室石がふんだんに使われ、これは建造時を考えると身分の高い者しか使って
 いなかった石材であるが、建造者もその目的も不明である。

・灯篭には十字の文様が刻まれ、キリシタン大名の高山右近と関わりがあるのでは?と思われるが
 これも不明であるとのこと。

・入口にある木は、多羅葉といって、葉を傷つけると黒くなることから、手紙に用いられた。園内では
 この一本だけとのこと。

・芥川竜之介が逗留したと言われる、赤壁の部屋は、ちょうど翠滝の上に位置し、滝の音を聞き
 ながら天守閣が存在した当時、天守閣を望みながら飲食を愉しめる絶好のビューポイントであった。
 このような眺めは園内ではここだけとの事。

  
Posted by brue Noel at 14:48Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月25日

三芳庵制作日誌 6日目

さて、今日の進捗です。 色文字が済みのもの

 ・座卓 1種類
 ・照明機器 4種類
 ・掛け軸 いっぱい
 ・三芳庵上り口の石碑



・灯篭 4種類
・スカルプ 石 5~10種類
・緑の部屋の床柱
・低木
・茂み
・地面
・石の階段
・案内板

仮画像のため要貼り代え
・赤い部屋の畳に青の毛氈
・赤い部屋の奥の壁のふすまを障子に
・赤い部屋の奥の床の間の壁に明かり取りの窓(+外)
・建物正面の壁

作るか悩んでいるもの
 (切株・お茶セットなどなど)




項目増えるしorz
あと記事手抜きだしorz  
Posted by brue Noel at 20:30Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月25日

三芳庵制作日誌 5日目

昨日のリストを元に今日の進捗を書き出します。
色文字
は今日作成したものです。


 ・座卓 2種類 → 1種類 

 ・照明機器 5種類 → 4種類 

 ・灯篭 4種類
 ・座布団 1種類

 ・掛け軸 いっぱい
 ・石 いっぱい → 2個済み
 

 ・瓦 1種類


 ・鬼がわら 1種類
 

 ・ひょろ長い低木 約2種類
 ・茂み 約1種類
 ・石の階段
 ・抜け穴とその入口

 ・地面 適宜
 ・案内看板類
 ・庭の六角形の石周辺

 などなど

作るか悩んでいるもの
 (切株・お茶セットなどなど)

明日はもっとはかどるといいなぁ。  
Posted by brue Noel at 00:53Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月23日

三芳庵制作日誌 4日目

今日は土曜日ということもあり、ゆるゆるモードで作業することに。

まずは、制作が残ってるオブジェクトを再確認。


主に白い部分です。
それと、荒々貼り付けてあるテクスチャも何箇所かあって、
それは最後に余裕ができてからやります。

 ・座卓 2種類
 ・照明機器 5種類
 ・灯篭 3種類
 ・座布団 1種類
 ・掛け軸 いっぱい
 ・石 いっぱい
 ・瓦 1種類
 ・鬼がわら 1種類
 ・ひょろ長い低木 約2種類
 ・茂み 約1種類
 ・石の階段
 ・抜け穴とその入口
 ・地面 適宜
 ・案内看板類
 などなど

作るか悩んでいるもの
 (切株・お茶セットなどなど)

スカルプテッドプリムのものが多いです。
うーん…目標あと1週間

私は決して手が早い方ではないので、
よく有名なクリエータの方のコメントで
「今だったら1日でここまでやっちゃえますね。」など見かけると、
会社にすごい申し訳ない気持ちになっちゃうのですが。

手を動かしてれば先に進むことを信じて。  
Posted by brue Noel at 18:22Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月22日

三芳庵制作日誌 3日目

セカンドライフをはじめたばかりの頃、
「これを使って、お手軽に建築シミュレーションができるのでは。」と、
誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、しばらく活動していると、
その考えが現実的ではないことに気づかされます。

目線がアバターから離れた位置にあるため、
室内などでは壁や天井がじゃまになり、視界が遮られます。
この世界では、現実より広い空間でないと快適に操作することができないのです。

このことを考えると、三芳庵の場合も、これをそのまま作るわけにはいきませんよね。
私の場合、このような再現系の構築をする場合、縮尺を1.5倍で作るようにしています。
巨人の家にならないギリギリのラインと思っていますが、これでも十分ではありません。

さてどうしようか…

兼六に設置してある冨士交通のバスも1.5倍ですが、
この場合、さらに天井位置を上げてあります。




見比べればウニョンと上に伸びているのがわかるかと思いますが、
SLのバスだけ見てる分には気づかないかな・・・と。

さて、三芳庵に戻ります。

タイニーなら気にナラナイヨ。
タイニーアバターになって見学してもらおうー。


って…のは、
却下

で、

結局、
視点をコントロールするHUDを入口で配布することにしました。
ちょっとだけ、アバターに近づけて、視点を目の高さに近づけることにしました。
さてどんな感じかというと、

デフォルトの状態だとこの様に照明オブジェクトにぶつかってしまう視点も

この様に


デフォルトの状態だとこの様に鴨居にじゃまされる視点も

この様に


ほら大丈夫でしょ?

カメラコントロールのスクリプトについては↓を参考にしました。
http://www21.atwiki.jp/mizcremorne/pages/195.html

これ、スクリプトを開かなくてもボタンでいろいろパラメータ変えられるようにしたら
結構、ニーズはある気がします。(開発済みの商品がどこかにありそうだけど)

本日はここまでとします。  
Posted by brue Noel at 17:19Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月21日

三芳庵制作日誌 2日目

三芳庵、取り壊し決定に至るまでには、
専門家の鑑定で歴史的建造物として保存する価値がない、というお墨付きが必要だったそうです。
建立時期は不明で、何度も建て増しがされたと見え、
新しい部分と古い部分が組み合わさったとても複雑な構造になっています。

もう屋根なんかね、
周囲から見たところで内側がもうどうなっているのやら、



たぶん既に間違っていると思う…

しかし、この屋根に悩んで午前中を費やしてしまい、
これにばっかり拘ってるわけにはマイリマセン。

ということで、昨日と内容がかぶってますが、
今日は塀で見えない壁面をやってみます。
窓の位置などを平面図で確認、



資料はこれ



これらから制作したテクスチャがこれら



貼り付けたのがこれ



で明日につづくです。  
Posted by brue Noel at 18:25Comments(0)TrackBack(0)三芳庵

2008年08月20日

三芳庵のその後

兼六園の中にある茶店の一つ、三善庵の一部が取り壊しになるという記事を書いてから随分経ちましたが、現在、KenrokuSIMに再現すべく制作しています。

三芳庵


これから、出来上がりまでレポートしてみようかと思います。

取材で撮影できたのは、営業最終日になってからでした。
あれは、6月の24日だったか…もう取り壊しは完了していることでしょう。
だからもう資料の追加はできませんorz

撮影日には、もういっぱい撮影したから大丈夫!おなかいっぱい!




思っても、

いざ制作にとりかかると、そこは3D、360度必要なテクスチャには足りない部分がでてきます。
再現系の仕事では、取材しきれなった死角をいかにごまかフォローするか、いつも悩まされるところです。

それでは、どういうところが足りないのでしょう?
たとえばこの部分


どんなにがんばっても
崖に阻まれたり

がんばっても
園内に入っちゃだめだったり

がんばっても
道幅に阻まれたり





木が映り込んでしまいます ・゚・(つД`)・゚・



で、手元にあるのはこの素材。
これと

これ

あるもので何とかするしかないです( `・ω・´)

まずは
フィルタ→変形→レンズ補正

ひたすら
スタンプスタンプスタンプ

適宜
ブラシ・覆い焼き・焼き込み

と、地道な作業を繰り返し、こんな感じに。

(上:使用前 下:使用後)

それでもって、この1枚から

この2枚を錬成しました。



そんでもって貼り付けたのがこれです。


ということで、本日はこれまで。  
Posted by brue Noel at 22:29Comments(0)TrackBack(0)三芳庵